コスタコーヒーは45年以上に渡り、コーヒーへの情熱と品質へのこだわりを通じ、 ご満足いただけるコーヒーを世界中で提供し、多くのお客さまに愛されてきました。
その歴史は1971年まで遡ります。
コスタコーヒーの物語は、セルジオとブルーノの2人のコスタ兄弟が、「日常に美味しいコーヒーを伝えたい」という強い想いを持ってロンドンに渡った時から始まります。
まず最初に取り掛かったのは、小さな焙煎所の設立でした。イギリス、ロンドンにあるフェンチャーチ・ストリートに設立されたその焙煎所は、最高品質のコーヒーを作る拠点となりました。
そして、112種類ものコーヒーをブラインドテストし、今日でも愛されるコスタコーヒーを代表するコスタオリジナルブレンドに辿り着きました。
コスタオリジナルブレンドの誕生
コスタオリジナルブレンドの芳醇で豊かな香りと、なめらかな飲み心地は、繊細なアラビカ豆と芳醇なロブスタ豆を完璧なブレンドで配合し、丁寧にローストされることで生まれます。最低18分間の深煎りされたコーヒー豆からは、コーヒー本来の豊かなアロマと、心がこもった奥深い味わいが紡ぎ出されます。
コスタ兄弟は、ロンドンのランベスにあるアーチ状の鉄道橋の下にコーヒーを保管していました。アーチの形状は、コーヒーを新鮮で風味豊かに保つための理想的な条件が揃っていたのです。
拡大路線を歩むコスタコーヒー
1978年、コーヒーの需要が高まるにつれて製造所の拡大が必要となり、南ロンドンに移りました。そこでコスタ兄弟は広大な土地に大きな焙煎所を作りました。
新しいこの焙煎所は、ロンドンにあるランベス地区のオールドパラダイス・ストリート沿いに面し、2017年までコーヒー豆の製造を続けていました。
そして、セルジオとブルーノが製造したコスタオリジナルブレンドは、そこから市内有数の企業へとコーヒー豆を配達していました。
コーヒーショップをオープンする以前、ザ・リッツなどロンドンの名だたる有名ホテルにコーヒー豆を卸していたコスタコーヒー。 その配達手段には当時のロンドンでは珍しく、最もスタイリッシュと言われた黒塗りのタクシーを使い配送されていました。
街中で人気となるコスタコーヒー
1981年、コスタ兄弟はヴォクソールブリッジロードに最初のコスタコーヒーショップをオープンしました。
そこは、ロンドンで初めてエスプレッソとカプチーノを陶磁器に入れたカップで提供した革新的なお店でした。陶磁器に入ったカップで出すことによって、人々は一番良い状態でコーヒーを味わうことができたのです。
ロンドンの中心街で店舗数を急拡大したコスタコーヒーは、瞬く間にファッション感度が高いロンドンの人々から多くの人気を集めました。
コスタコーヒーの
ロースタリー(焙煎工場)
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